2010年06月15日

ふくせん、11月に一般社団法人に改組(医療介護CBニュース)

 全国福祉用具専門相談員協会(ふくせん)は11月、任意団体から一般社団法人に組織体制を変更する。法人化で信用力を高めて事業を拡大する狙い。6月15日に東京都内で開催した今年度の定期総会で決めた。

 法人化に伴う山下一平会長(ヤマシタコーポレーション社長)ら役員体制、「福祉用具貸与サービスの専門職としての職業倫理の確立と法令順守の推進」など事業内容に変更はない。11月1日に設立総会を開く。

 任意団体であることによる活動の制約があったり、逆に行政からの委託事業の受注が増えたりしたため、早期に法人化する必要があると判断した。

■年度末に「研修ポイントシステム」開始

 総会では、福祉用具サービスの質の向上を目指す「福祉用具個別援助計画書」と「モニタリングシート・試行版」の改良などから成る今年度の事業計画を決定した。

 事業計画には、新たに「研修認定評価ポイントシステム」を開始することも盛り込んだ。同システムは、福祉用具専門相談員が受講した研修の内容を数値化してインターネット上に公表する仕組みで、ケアマネジャーや利用者が専門相談員を選ぶ1つの目安になる。秋までにポイント付与の仕組みをまとめ、年度末をめどに全国の関連教育機関などと連携して開始する。

■「質の伴うサービスで競争を」

 また、来年の通常国会で議論される介護保険法改正への提言を8月にもまとめ、国会議員や政府に提出する。具体的な内容については今後詰めるが、山下会長は「価格だけでなく、質の伴うバランスの良いサービスで事業者が競争できる環境を提案したい」としている。


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2010年06月11日

菅首相会見詳報(5)「奇兵隊内閣と名付けて」(産経新聞)

 −−鳩山政権は「政治主導」や「友愛政治」とよく言われたが、菅政権が目指す方向性、キーワードがあったら教えてもらいたい

「私自身は草の根から生まれた政治家でありますので、草の根の政治という表現がひとつ浮かぶわけですが、もう少し元気が良いところで言えば、そうですね、まあ私の趣味で言えば『奇兵隊内閣』とでも名付けたいと思います。私は今は坂本龍馬が非常に注目されていますが、長州生まれであります。高杉晋作という人は逃げるときも早い、攻めるときも早い。果断な行動をとって、まさに明治維新を成し遂げる大きな力を発揮した人であります。今、日本の状況はまさにこの停滞を打ち破るためには果断に行動することが必要だ。そして、奇兵隊というのはまさに武士階級以外からもいろいろな人が参加をして奇兵隊をつくったわけですから、まさに幅広い国民の中から出てきたわが党の国会議員、これが奇兵隊のような志を持って、まさに勇猛果敢に戦ってもらいたいという期待を込めて『奇兵隊内閣』とでも名付けてもらえればありがたいと思っています」

 −−鳩山由起夫前首相は退陣の理由で「政治とカネ」の問題、普天間問題をあげた。枝野幸男幹事長は小沢一郎前幹事長の政治倫理審査会への出席に関し、ご本人の判断に任せるといったが首相はどう考えるか。普天間問題では、8月末までに工法など詳細を決定するということだが、沖縄県では反対されている。どう判断していくつもりか

「鳩山前首相がですね、自らの辞任のあいさつの中で今、ご質問がありました政治とカネと普天間の問題をあげて、いわばその問題でこの民主党政権が本来やらなければならないことがなかなか国民に理解してもらえなくなったということで自ら身を引かれたわけです。そういう意味では、この後を受けた私の政権はある意味では前首相の思いをしっかりと受け止めて引き継いでいかなければならないと思っています。政治とカネの問題については前首相の発言もあって、小沢前幹事長も自ら幹事長を引いておられるわけです。ある意味でこれで十分と考えるかどうかということはいろいろな立場がありますが、政治という場でそうした首相でもある代表を辞任し、また最も党の中で重要な役職である幹事長を辞任するという一定のけじめであると思っています。それを含めて、どうしたことがさらに国会や他の場面で必要になるのか、そこは特に国会の問題では幹事長を中心にそうしたことについては他党の主張もあるわけですから、しっかりと他党の主張も聞きながら判断していきたいと思っています」

「普天間については、日米合意を踏まえるという原則はしっかりと守っていかなければならないと思っています。ただ、だからといって沖縄の皆さんが現在の時点で賛成をしていただいているというふうにはまだまだ思える状況にないことも分かっています。8月の専門家によるひとつの方向性を出すということはそれはひとつの日米間の日程上の約束になっているわけですけど、そのことと沖縄の皆さんの理解を求めるということはやはり並行的に進めていかなければならない。当然ではありますけども、日米間で決めればすべてですね、自動的に沖縄の皆さんが了解して頂けるということではもちろんないわけでありますから。そういう意味では沖縄の皆さんについて、沖縄の負担の軽減ということをしっかりと取り組んでいく、そのことを含めた話し合いをしていかなければならない。先の政権でいろいろな方がいろいろなアイデアや意見をもって鳩山前首相のところに来られたという経緯があったようでございますが、逆に言うと、いろいろな意見を聞くことは良いけれども、いろいろな人に担当してもらうことは混乱を招きかねませんのでまずは官房長官のところでどういう形でこの問題に取り組むべきなのか、もちろん外務省や防衛省、沖縄担当という大臣もおられますので、どういう形でこの問題に取り組むのが適切か、そう時間をかけるわけにはいきませんが、今日が正式のスタートでありますので、まずはどういうチームなり、どういう枠組みの中でこの問題の検討をするかの検討をしっかり行いたい」

 −−今回の人事について「小沢カラー」を払拭(ふっしょく)した人事だといわれているが、野党側は参院選に向けた「小沢隠し」であるといっている。小沢前幹事長との距離感をどのようにとっていくのか

「良く皆さん、報道を見ていると常に小沢さんになんといいましょうか、近いとか遠いとか、あるいは小沢カラーとかいわれますが、少なくとも今回の人事を考える上で最大の要素はどなたにどういう仕事を担当してもらうのがより効果的に物事が進むかということで判断をいたしました。ですから、よく見てもらえればわかるようにですね、それぞれ自らの考え方を持ち、行動力を持った人がそれぞれの所掌についてもらったと思っています。小沢前幹事長について私が申し上げたのは、例えば私も2004年、最後は社会保険庁の間違えということが分かりましたけども、いわゆる年金未納で代表を辞任したことがあります。やはり辞任した後はですね、しばらく本当におとなしくしていようと思いました。あるいは岡田(克也外相)さんは2005年の衆院選で小泉政権の郵政選挙で大敗されました。あの選挙も今考えれば小泉さん流のある意味、ひどいというと言い過ぎかもしれませんが、まさに小泉劇場に踊らされた選挙であったわけですが、しかし岡田さんは責任をとって辞任した後にまさに全国の落選した仲間を一人一人たずねるという形で少なくとも表の場でいえば静かにして、次につながった行動をとられた。私は特別なことを言ったつもりはありません。前首相が政治とカネの問題を含めて辞任し、また幹事長も首相から同じ問題でやはりともに引こうではないかということで了解されたということを首相が言われたわけですから、ある意味で責任を感じて辞められたということであるならば、しばらくの間は静かにされているのが、ご本人を含めてみんなのためにもいいのではないかとごく自然なことを言ったわけです。しばらくというのは何日ならいいとか、何年ならということではなく、ひとつの新しい段階がきた中では、それはそれとして判断があっていいのではないでしょうか」

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2010年06月07日

所信表明まで3日、「準備不足心配」の声も(読売新聞)

 新首相は、鳩山首相の退陣表明からわずか2日という異例のスピードで4日に選出され、新首相による組閣も同日中に行われる見通しだ。

 ただ、7日に予定されている国会での所信表明演説については、新首相の準備不足を心配し、先送りを求める声もある。

 菅副総理は3日夜の出馬表明記者会見で、6月16日までの通常国会の会期を延長する可能性を示唆した。郵政改革法案などの重要法案成立に向けた日程確保を検討しているほか、「首相になるには準備時間が足りない。もう少し余裕を持ちたい」(菅氏側近)との事情もあるようだ。

 自民党政権では、首相が任期途中で退陣表明した場合、党総裁選を一定期間行った。福田首相の所信表明は、前任の安倍首相の辞任表明から19日後。麻生首相の場合は、福田氏の辞任表明から28日後で、今の予定通り7日に新首相が所信表明を行うのは「あまりにも酷だ」(民主党関係者)との指摘もある。

 4日の組閣は、天皇、皇后両陛下の静養日程を変更することになる。組閣や所信表明演説などの日程は小沢氏と小沢氏に近い執行部が決めていたため、各陣営は再検討していた。

 しかし、「6月後半は主要国首脳会議など外交日程も目白押しだ。一日でも早く組閣を済ませ、外交や国内の経済政策に対応できる態勢を整えた方が良い」(党関係者)との考えが各陣営では強まっており、「組閣は4日」が有力となっている。

 民主党は野党時代、自民党が首相を立て続けに代えたことを「首のすげ替え」とさんざん批判してきたが、山岡賢次民主党国会対策委員長は3日のTBSの番組で、「政治的空白をつくらず、国民生活への対応を残り短い会期でやっていく(ためだ)」と強調。批判が自身に返ってこないよう防戦に必死になっている。

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